ラッピングのルール

ラッピングはマナーが大切

日本でも最近では外国にならってラッピングに凝った贈り物をすることが増えています。
包装についても贈り物の一つとして用意をすることが定番となっており、オリジナリティのあるものや可愛いものを用意しようと考える人も多いです。

しかし、贈る目的や内容、送り主との間柄といったものによってきちんとマナーを考えることが重要です。
目上の人にはカジュアルに見えてしまいますが上手にマナーを意識したラッピングで感謝の気持ちをしっかりと伝えるようにしましょう。

感謝を伝えるのにメッセージカードを添える

外国ではバラエティショップやスーパーでもたくさんのグリーティングカードやポストカードが置かれており、カードにメッセージを添えて気持ちを伝える頻度がとても高く定番となっています。
日本でも最近ではたくさんのメッセージカードが販売されており、贈り物に一緒に添えて贈ることが増えています。

カードは口頭でのメッセージと違いいつまでも手元に形として残るものです。
そこで、マナーや書き方にも注意をしてセンスのあるものにしたり、文字も丁寧で誤字脱字がないようにしたりと相手が喜んで手元に残していたいと思えるものになるように配慮をすることが必要です。

メッセージは長々と書くのではなく端的に書きたい内容をまとめること、感謝の気持ちが伝わる内容にすることにします。
シンプルでありながらも気持ちのこもったメッセージは相手にとても響きますし、印象もぐっとアップします。
目上の人に贈る場合には原則として縦書きにすること、封書の方が失礼にならないことを頭に入れてカードを用意するようにするのが望ましいです。

慶弔時のラッピング

日常生活の中で贈答品を送るにあたって、慶事や弔事といった場面では昔からの包み方のルールを守って送ることが一般的です。
やはり、簡略化したものや砕けたものにしてしまうと相手に失礼に思われたり気持ちが伝わらなかったりすることが多いですからきちんと守って伝えることが重要となります。
そこで、こういった場面では昔からのしきたりにならって正しい決まりで包んで贈るようにしましょう。

慶事は結婚式や内祝いなど、一般的なお祝い事全般で用いますが、それに対してお悔やみに当たる弔事だけは包み方が異なります。
万が一間違えてしまうと相手に不快な思いをさせるので注意が必要です。

お祝い事の時にはキャラメル型にのしを包装します。
とても多く用いる方法なので、これだけ押えておけば困ることはありません。
この包装をした後でのしをかけることも多いですが、包みの向きをきちんと正しくして置かなければ包みわけが無駄になるので注意をしましょう。
仕組みを理解すると楽しくなります。